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３月決算のグループホームを経営しております。下記の点について教えてください。

（１）食材費の収入が約１，１４０万円、これに対して食材費の支出は６００万円
とヘルパーの食事代（会社が半分負担）２８０万円となっています。従って２６０
万円の差益が出ています。ヘルパーは半分しか負担していないので、収入より支出
が多くなるのが自然だと思いますが初年度でしたので多めに入居者から徴収したこ
とになりました。

（２）生活共有費の収入約１，０００万円、これに対して水道光熱費約５００万円
従って５００万円の差益がでています。入居者の各自の水道高熱費等、共益費の徴
収も大変な差益となっています。

上記（１）（２）ともこのままでは法人税の課税対象になると思うのですがどうで
しょうか？又、消費税の課税事業者になってしまうのではないでしょうか？だとし
たら何か良い対策はありませんか？

HANAKOさん

> 上記（１）（２）ともこのままでは法人税の課税対象になると思うのですがどうで
> しょうか？又、消費税の課税事業者になってしまうのではないでしょうか？だとし
> たら何か良い対策はありませんか？

おっしゃる通り、いずれも法人税法上は収益事業として課税されることになります。
消費税法上は、グループホームが介護保険に該当する事業かどうかによって異な
ります。グループホーム自体が介護保険事業に該当するのであれば日常生活に
要する費用の徴収は非課税ということになっています（食費も含まれます）。介護
保険事業に該当しなければ、全額消費税の課税売上となります。

　　　　　　　　　　　　　　　公認会計士・赤塚和俊