NPOWEB

こんにちは、この４月に、とあるＮＰＯ法人に就職した新米職員です。

先日、当法人の登記簿（履歴事項全部証明書）を眺めていたら、
　・約半年間にわたって登記上理事が空位
　・退任年月日が定款（→平成１４年１月１日）と整合していない
ということになっていました（おそらく前任者の手違いだと思います）。


　平成１５年　５月３１日　　理事Ａ氏、Ｂ氏、Ｃ氏が退任
　　　↓　登記上、理事が空位
　平成１５年１２月１５日　　旧理事３名のうちＡ氏とＢ氏が新任
　　　　　　　　　　　　　　　　（再任＝重任ではありません）
　　　　　　　　　　　　　　そのほかＤ氏が理事に新任
　　　　（ともに平成１６年１月１５日に登記）


以前所轄庁に提出した役員変更届について、
再任日や新任日などの不備で再提出を求められた際に、

　平成１５年　１月　１日　　理事Ａ氏、Ｂ氏、Ｃ氏が再任
　平成１５年　５月３１日　　理事Ｃ氏が辞任
　平成１５年１２月１５日　　Ｄ氏が理事に新任

と書き改めるようにとのアドバイスを所轄庁よりいただいて、
そのとおり修正した届出書を提出した、との経緯があります
（なお、この修正後においても、約半年間にわたって
　理事が法定定数の３名を下回っていたことになっていますが、
　役員変更届を提出した時点で理事が５名着任していたので、
　過去のことは問題にしないとのことでした）。


そこで、登記についてもこれと同様に更正したいと考えています。
その際に、

　・登記更正申請書
　・平成１６年１月に登記した際に添付した理事会議事録
　・上記理事会の議長と議事録署名人×２人の連名による
　　錯誤を訂正する旨の上申書（実印捺印）
　・議長と議事録署名人×２人の印鑑証明書（計３通）
　・平成１５年１月１日付理事３名再任を議決した理事会議事録
　・Ｃ氏の平成１５年５月３１日付理事辞任届
　・平成１５年１２月１５日付のＤ氏理事新任を議決した理事会議事録
　・ＯＣＲ用申請用紙
（・委任状）

を提出書類として揃えれば足りるでしょうか。
また、上申書は、連名の３人に代表理事が含まれている場合は
実印よりもむしろ法人印の方が適当なのでしょうか。
さらに、ＯＣＲ用申請用紙の原因年月日欄は

　「原因年月日」平成１６年８月３１日更正

で差し支えありませんか。

長文ですみませんが、よろしくお願いします。

新米職員さん、

お尋ねの件、実はそれぞれの法務局で少し違いがあると思われます。
そのため、せっかくご質問いただきましたが、管轄の法務局にお問い合わせされる
ことをお勧めいたします。

ただ、ちょっと気になったのは、新米職員さんの法人では、理事の選任をどこでし
ておられるか、という点です。

理事会で選任するという定款になっているのであれば、お書きになっている書類等
でよいのかもしれませんが、もし総会で選任することになっているならば、総会の
議事録が必要になると思います。というのは、法務局では理事の変更については、
定款に沿って行われたか否か、定款の提示（あるいは提出）とその議事録の提出を
求められるからです。

シーズ・轟木　洋子

轟木洋子様

ご助言ありがとうございます。

管轄法務局に電話で質問をしてみたのですが、
法務局的にも登記更正を受け付けることがあまりないらしく、
担当の登記官も「う～ん」ってなっていました。
１度法務局に出向いてみようと思います。

なお、当法人では定款上、理事会が理事の選任機関になっています。

またご質問することがあるかもしれませんので、
そのときはお手数をおかけしますがよろしくお願いします。