県側の情報公開について 投稿者:
じょうほう 投稿日:2004/10/01(Fri) 12:42:00
No.3899
今、数県でNPO法人の事業報告書などを公開しています。
そこで次の意見に対して、皆様方のお考えは如何なものでしょうか
1)NPO側からすれば、自分たちの力で少ない時間を用いて、拙いながらも、やっとのことで作ったものが、金があるので、専門家に委託してもらい、見栄えの良い事業報告書と比べられては見劣りがしてしまう。そのような形で見られるのは困る。
2)苦労して節約してきたのに、収支計算書で実情が分かってしまうと、金がある=そんなに儲けなくてもいいんじゃない?と非営利のイメージが強いため、非難を受けるかもしれないのが怖い。
3)同意書が付いていて、決めるのは法人自身だから問題ない。
4)行政側からすれば、NPOに対する情報を広く提供でき、一般市民もいちいち所轄庁まで行って見なくても済むから、良いことだ。
Re: 県側の情報公開について 投稿者:
シーズ・轟木 洋子 投稿日:2004/10/04(Mon) 18:03:00
No.3900
じょうほうさん、
NPO法は、法人化の要件を軽くし、市民活動団体ができるだけ簡易に法人になれ
るようにした法律です。また、この法律では、できるだけ官による監督をゆるくし、
その代わりに一般の市民の方々が自分で判断できるように、NPO法人の情報公開
制度を盛り込んでいます。つまり、法律の趣旨では、官による監視ではなく、民に
よるチェックを重要視しているわけです。
シーズでも、この民による判断を重要だと考えています。
そのためにも、各NPO法人の法定された書類は、できるだけ簡易に閲覧できる方
が望ましいと考えます。
所轄庁のなかには、実際に役所に出向かないと閲覧できなかったりするところがあ
りますが(実際、こちらの方が多いのですが)、いくつかの所轄庁のように、いち
早く情報開示の法定書類をホームページに掲載しているのは、とても良いことだと
思います。
シーズ・轟木 洋子