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収支予算書の勘定科目について 投稿者:なやめーる 投稿日:2004/10/06(Wed) 17:08:00 No.3940
いつも、拝見させて頂いております。
勘定科目について何点かお教え願います。

1.設立時に提出した収支予算書に記入していない勘定科目を使用しても
  かまわないのでしょうか。
2.収支予算書には、記入していない科目なのですが、設立記念会や懇親会、
  講演会に使用した会場使用料は会場費という科目で仕訳しても良いでしょうか。
  収支予算書に賃借料の科目を設定しているのですが、賃借料としたほうがよろしいでしょうか。
3.設立記念会で会場をかりて打合せをした後、別のレストランで設立記念の夕食会
  を開催したのですが、その際の科目は会議費に該当しますか。
  出席者は、当法人の理事長や理事、関係者です。
4.設立後、出席者から会費を徴収し懇親会を開催し、食事、飲み物を提供したのですが、
  その際の経費は接待交際費になりますか。
  また、懇親会費収入は特定非営利活動の収入になるのでしょうか。
  ながなが申し訳ありませんが、どうかご指導願います。
Re: 収支予算書の勘定科目について 投稿者:公認会計士・赤塚和俊 投稿日:2004/10/06(Wed) 18:39:00 No.3941
なやめーるさん

> 1.設立時に提出した収支予算書に記入していない勘定科目を使用しても
>   かまわないのでしょうか。

予算書にない科目を使うのは構いません。むしろ無理やり予算に合わせる
ことの方が問題です。

> 2.収支予算書には、記入していない科目なのですが、設立記念会や懇親
>   会、講演会に使用した会場使用料は会場費という科目で仕訳しても良
>   いでしょうか。収支予算書に賃借料の科目を設定しているのですが、
>   賃借料としたほうがよろしいでしょうか。

それはどちらでも構いません。読者にわかりやすいという意味では会場費の
方がいいのではないでしょうか。

> 3.設立記念会で会場をかりて打合せをした後、別のレストランで設立記
>   念の夕食会を開催したのですが、その際の科目は会議費に該当します
>   か。出席者は、当法人の理事長や理事、関係者です。

会議費でいいと思います。

> 4.設立後、出席者から会費を徴収し懇親会を開催し、食事、飲み物を提
>   供したのですが、その際の経費は接待交際費になりますか。
>   また、懇親会費収入は特定非営利活動の収入になるのでしょうか。

法人税法では接待交際費になりますが、懇親会自体が収益事業の経費と
なる場合に注意が必要ということであって、収益事業とは無関係であれば費
目に神経質になる必要はありません。そのものズバリで懇親会費という科目
でもいいわけです。

次に、その懇親会で参加者から会費を徴収した場合ですが、内容や回数にも
よりますが、金額も多額ではないということであれば特定非営利活動の雑収
入でも構わないと思います。

             公認会計士・赤塚和俊
Re: 収支予算書の勘定科目について 投稿者:なやめーる 投稿日:2004/10/07(Thu) 09:18:00 No.3942
赤塚先生、迅速詳細なご回答、ありがとうございました。

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