勘定科目についてご教示お願いします。 投稿者:
なやめーる 投稿日:2004/10/14(Thu) 18:04:00
No.3974
またまた、お世話になります。
設立前に普通預金を開設したのですが、設立後はどのように仕訳すればよいのでしょうか。
設立前と設立後の名称が変わっていて、設立前の普通預金口座です。
設立時に、残金があるのですが、現金/短期借入金 で処理して、よいのでしょうか。
そのように仕訳した場合、実際の現金有高と相違が生じるのですが、よいのでしょうか。
(設立後、2月ほどたってから普通預金より残金を出金して、今現在は残高0です。)
Re: 勘定科目についてご教示お願いします。 投稿者:
公認会計士・赤塚和俊 投稿日:2004/10/15(Fri) 19:09:00
No.3975
なやめーるさん
ちょっと待ってください。前の質問では確か設立後に法人名の
預金口座を新たに開設したということでしたよね。ということは、
設立前の預金口座は自動的に法人の財産になるわけではあ
りません。
「設立時に、残金がある」とおっしゃるのは、キャッシュがある
という意味ですか、それとも旧預金の残高があるという意味で
すか、いずれにせよ仕訳が必要なのは、法人の財産が増加
もしくは減少したときです。実際の現金有高と相違が生じてい
いわけがありません。
もし、旧預金を引き出して法人の財産に加えたのであれば、
その引き出した時点の仕訳が必要になるわけです。現金の
相手勘定が何かはその現金の性質によります。現金の出し
手(もしくは旧預金の預け入れ者)が返済を求めているので
あれば借入金ですが、返済不要のお金であれば寄付金です。
公認会計士・赤塚和俊
Re: 勘定科目についてご教示お願いします。 投稿者:
なやめーる 投稿日:2004/10/18(Mon) 09:55:00
No.3976
赤塚先生、ご回答ありがとうございました。
なにか頭の整理がつかなくよくわからなくなってきました。
もう一度、質問させて頂きます。
設立前に別名称で口座開設した普通預金の仕訳についてなのですが、
1000円で口座開設した仕訳は、本来は普通預金(前名称口座)1000/短期借入金1000に
なるのですが、設立後の仕訳として 未収入金1000/短期借入金1000で
よいのでしょうか。
設立後にその前名称での普通預金に残金があったのですが、出金した時点で、現金(残金分)/未収入金(残金分)で
仕訳してよろしいでしょうか。
(設立前にすでに事業収入があり、その未収入金は設立前の普通口座に入金になっています。)
Re: 勘定科目についてご教示お願いします。 投稿者:
公認会計士・赤塚和俊 投稿日:2004/10/18(Mon) 11:03:00
No.3977
なやめーるさん
> 設立前に別名称で口座開設した普通預金の仕訳についてなのですが、
> 1000円で口座開設した仕訳は、本来は普通預金(前名称口座)1000/短期借入金1000に
> なるのですが、設立後の仕訳として 未収入金1000/短期借入金1000で
> よいのでしょうか。
設立時に仕訳を起こす必要はありません。
> 設立後にその前名称での普通預金に残金があったのですが、出金した時点で、現金(残金分)/未収入金(残金分)で
> 仕訳してよろしいでしょうか。
旧普通預金を引き出して法人の現金としたときに仕訳するのはその通り
ですが、相手科目はその普通預金の残高の性格によります。
返す必要があれば借入金、寄付をもらったのであれば寄付金、そして
事業収入があったのであれば事業収入です。
公認会計士・赤塚和俊
Re: 勘定科目についてご教示お願いします。 投稿者:
なやめーる 投稿日:2004/10/18(Mon) 11:30:00
No.3978
赤塚先生、ありがとうございました。
もう一度確認ですが、H15.11月から経費が発生しているのですが、
その分は設立後に経費で処理してよろしいのでしょうか。
当法人の決算月は3月なのですが、事業年度がまたがっていても認められるのでしょうか。
何度も、申し訳ありません。
Re: 勘定科目についてご教示お願いします。 投稿者:
公認会計士・赤塚和俊 投稿日:2004/10/18(Mon) 14:16:00
No.3979
なやめーるさん
> もう一度確認ですが、H15.11月から経費が発生しているのですが、
> その分は設立後に経費で処理してよろしいのでしょうか。
計上して構いません。計上する日付は立て替えていた人と精算した日で
構いません。
公認会計士・赤塚和俊
Re: 勘定科目についてご教示お願いします。 投稿者:
なやめーる 投稿日:2004/10/18(Mon) 15:44:00
No.3980
赤塚先生、初歩的な質問にいろいろ答えて頂きまして、ありがとうございました。