NPOWEB

松原様

２月２０日付けSunday Nikkei 視点での貴重な、ご意見と説明をありがとうございます。

一つだけ気になる点があります。パブリック・サポートテストで、寄付金に算入できる
項目の件ですが、「会員の【寄付金】は、会費とみなされ今後も算入できません。」という
のは、正確な表現ではないように思います。「議決権を持つ会員が支払った【会費】は、
寄付金とは、みなさない。」というべきです。「議決権を持つ会員が払った【分】＝会費
は、寄付金とは言えないという理由です。」というのが正しいと思います。
とても、誤解を招く表現ですので、訂正もしくは、きちんとしたｃｌａｒｉｆｙとして
いただきたく存じます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＪＡＨＤＳ事務局　ありち

ＪＡＨＤＳ事務局　ありちさま

ご投稿、ご指摘、ありがとうございました。松原が先週末より出張中であるため、松
原と連絡を取った上で代わりにお返事いたします。

日経の記事は、担当記者がシーズの２月９日のイベント（講師は松原が務めました）
に参加して勉強されたり、シーズに取材に来られたりしてお書きになったものです。
短時間で、まったく新しい知識を記事にされるということで、苦労されたようですが、
全体的には複雑な内容を分かりやすく解説した良い記事になったのではないかと思い
ます。なかなか認定制度に理解が進まない状況の中、シーズでは、このような記事が
出されることはとても重要なことだと高く評価しているところです。

ただ、ご指摘のとおり、松原のインタビュー部分の「会員の寄付金は、会費とみなさ
れ今後も算入できません。」というのは、誤りです。これは、松原からはそのように
は申しておりませんが、記事になさる時に誤りがあったようです。日経新聞には、こ
ちらから連絡し、記事の誤りを指摘いたしました。日経側もその誤りは認めておられ
ます。今回は、インタビュー記事であったのに、事前に原稿チェックをするという手
順が与えられおらず、こちらから掲載前に修正することができませんでした。

シーズでは、
「社員からの会費は、たとえ性格的には寄附的なお金であっても、つまり、たとえ対
価性がない拠出であっても、議決権があるために寄附として扱われず、パブリック・
サポート・テストの分子には入れることができない。これは今後改正すべきである」
という説明をいつもしております。
また、社員の寄付金については、パブリックサポートテストで分子に算入できるとい
う説明もきちんとしています。
記事ではミスリードの記述になったことは残念ですが、シーズとして今後きちんと説
明していく所存です。

ありち様のご指摘で、この分かりにくい点について、いま一度きちんと説明できるこ
とができたことを感謝いたします。ご指摘ありがとうございました。

なかなか私たちも至らない点があることも多いと思います。どうか、今後もお気づき
の点などございましたら、ご投稿くださいますようお願いいたします。

シーズ・轟木　洋子

轟木様

早速ご説明をいただき感謝申し上げます。
良いお仕事を、今後ともどうかお続けいただきますよう。

松原様にもよろしくお伝え下さい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＪＡＨＤＳ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ありち