NPOWEB

お世話になります。
助成金を申請してセミナーを開催します。
申請書では、講師謝金を3万円として予算計上したのですが、源泉のことを考えておらず、公課費として別に科目を設けていませんでした。
講師へ直接支払うのは27，000円ですが、源泉分3，000円を合わせて、謝金支出として助成事業会計に計上してよろしいのでしょうか。
それとも、この場合は30，000円が手取り分と考えて、その場合の源泉分(3，333円）を、助成事業費とは別に計上しなければならないのでしょうか。
よろしくご教示ください。

いごっちさん

> 助成金を申請してセミナーを開催します。
> 申請書では、講師謝金を3万円として予算計上したのですが、源泉のこと
> を考えておらず、公課費として別に科目を設けていませんでした。

源泉税は預り金ですから、公課費等の科目を設ける必要はありません。
仕訳で示すと下記の通りです。
＜謝金支払時＞
謝金　30，000　／現金　27，000
　　　　　　　　／預り金 3，000
＜源泉税納付時＞
預り金　3，000　／現金　3，000

> 講師へ直接支払うのは27，000円ですが、源泉分3，000円を合わせて、謝金
> 支出として助成事業会計に計上してよろしいのでしょうか。

もちろんです。上記の仕訳の通りです。

> それとも、この場合は30，000円が手取り分と考えて、その場合の源泉分
> (3，333円）を、助成事業費とは別に計上しなければならないのでしょうか。

手取りを30，000円とするために謝金を33，333円として源泉税を3，333円とす
る方法もありますが、その場合は最初から謝金の予算を33，333円としなけ
ればなりません。

　　　　　　　　　　　　　　　　　公認会計士・赤塚和俊

ありがとうございました。
源泉処理をするのは今回が初めてだったので、預り金という勘定科目についても初めて使用しました。
今後ともよろしくお願いします。

いごっち