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収支計算書について 投稿者:なやめーる 投稿日:2005/03/15(Tue) 15:40:00 No.4467
いつも、お世話になっております。
3/31に初めての決算をむかえるのですが、事業収入、事業費、一般管理費について
ご教示お願いします。
当法人では、今年度、セミナーや講演会を開催し、会費を徴収しました。
その際の収入は、収支計算書の事業収入の中にセミナー収入や講演会収入の科目を設けて
計上しました。
また、セミナーの会場費、セミナー時に出席者に提供したコーヒー代など経費は、
事業費ではなく、一般管理費の中の勘定科目で計上したのですが、この方法で
間違いないのでしょうか。
Re: 収支計算書について 投稿者:公認会計士・赤塚和俊 投稿日:2005/03/15(Tue) 23:22:00 No.4468
なやめーるさん

> また、セミナーの会場費、セミナー時に出席者に提供したコーヒー代など経費は、
> 事業費ではなく、一般管理費の中の勘定科目で計上したのですが、この方法で
> 間違いないのでしょうか。

これは事業に直接、要した費用ですから事業費に計上するべきです。

            公認会計士・赤塚和俊
Re: 収支計算書について 投稿者:なやめーる 投稿日:2005/03/18(Fri) 09:47:00 No.4469
赤塚先生、新たにご教示お願い致します。
収支予算書には、事業費の中にセミナー会費や講演費などの科目は
使用していないのですが、計上してよいのでしょうか。
Re: 収支計算書について 投稿者:公認会計士・赤塚和俊 投稿日:2005/03/18(Fri) 11:20:00 No.4470
なやめーるさん

決算を予算に合わせて作るというのは誤りです。決算はあくまで事実を
正確に表示することを優先するべきです。予算にない支出があったのな
ら、その事実がわかるようにするべきです。

法人の運営上、それは認められないというのであればその事業を行うと
いう決定手続きに誤りがあったということですから、その責任はどうする
のか、という問題です。あるいは、補正予算を組むのか、予算の流用権
限を理事会に与えるのか、そういうことはすべて法人の内部のルールで
決めたらよいことです。

ただこれは私の個人的見解ですが、予算準拠主義にこだわるのはNPO
にとってよいこととは思っていません。機動性、柔軟性を損なう弊害の方
が大きいと思います。むしろ重要なのは予算通りにならなかったことに
関してその理由を会員をはじめとする関係者に対しきちんと説明できる
かどうかだと思います。

             公認会計士・赤塚和俊
Re: 収支計算書について 投稿者:なやめーる 投稿日:2005/03/18(Fri) 11:35:00 No.4471
赤塚先生、迅速なご回答有り難うございました。
事実に基づき、収支計算書を作成致します。

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