財産目録など 投稿者:
新参者 投稿日:2001/07/11(Wed) 16:52:00
No.453
立ち上げにあたって発起人から「借入金」を70万円程集めました。これを設立当初の
財産目録の現金預金として良いのでしょうか?
事業会計収支予算書を作るにあたって、助成金を期待しているのですが、その場合、
期待する助成金収入を計上してトータルで赤字にならないようにした方が良いのですか?
助成金を計上しないで赤字にしたらまずいでしょうか?
収益事業ですが、次年度もまた「今年度も実施予定無し」としたら、まずいでしょうか?
以上3点についてお尋ねします。
Re: 財産目録など 投稿者:
公認会計士・赤塚和俊 投稿日:2001/07/11(Wed) 20:11:00
No.454
新参者さん
1.「借入金」を集めたとのことですが、借入金ということは、いずれ
返済されるということですね。設立当初の財産目録には資産の部に
現金預金が70万円、負債の部に借入金が70万円記載されることに
なります。それで構いません。
ただし、同額ならいいのですが、債務超過(資産より負債が多い
場合)では法務局の登記ができませんので、気をつけてください。
2.収支予算で助成金を見越して計上するのは構いません。予算はあ
くまで予算ですから、結果的に助成金が予算と違ってきても、全く
支障はありません。
もちろん、助成金を予算に計上せずに赤字予算を組んでも構いま
せん。ただし、期末資金がマイナスになるようでは、さらに借入金
などを計上する必要がでてきます。
3.収益事業については、たとえ定款に記載があっても、実際に事業
を開始するのが何年も遅れても、差し支えありません。
公認会計士・赤塚和俊