助成でもらった車の会計処理 投稿者:
TANTO 投稿日:2005/06/09(Thu) 21:57:00
No.4905
某財団の助成で車椅子で乗れる車をいただきました。
所轄庁に出す事業報告にはどのように記載したらいいでしょうか?
以下の方法でいいでしょうか?
財産目録には固定資産として記載する。金額は市場価格とする。
貸借対照表にはお金の動きはないので掲載しない。
収支計算書にもにはお金の動きはないので掲載しない。
それとも
財産目録には固定資産として記載する。金額は市場価格とする。
貸借対照表にも固定資産として記載する。金額は市場価格とする。
収支計算書には市場価格分の助成金収入として掲載する。
(この場合、毎年数百万円の繰越があるように見えてしまいますが)
Re: 助成でもらった車の会計処理 投稿者:
公認会計士・赤塚和俊 投稿日:2005/06/10(Fri) 08:14:00
No.4906
TANTOさん
> 某財団の助成で車椅子で乗れる車をいただきました。
> 所轄庁に出す事業報告にはどのように記載したらいいでしょうか?
> 以下の方法でいいでしょうか?
>
> 財産目録には固定資産として記載する。金額は市場価格とする。
> 貸借対照表にはお金の動きはないので掲載しない。
> 収支計算書にもにはお金の動きはないので掲載しない。
100%助成もあるのですね。普通は1割くらいは自己負担だと
思いますが(自己負担があると、少なくともいくらの車かという
価格だけははっきりするのです)。
いずれにせよ、収支計算書には収入支出とも総額で記載します。
収入が「助成金収入」で支出が「車両購入支出」です。もちろん、
貸借対照表や財産目録にも記載します。
> それとも
> 財産目録には固定資産として記載する。金額は市場価格とする。
> 貸借対照表にも固定資産として記載する。金額は市場価格とする。
> 収支計算書には市場価格分の助成金収入として掲載する。
> (この場合、毎年数百万円の繰越があるように見えてしまいますが)
上記の通りです。収入支出ともに記載しますから、収支差額の次期
繰越には影響しません。貸借対照表の正味財産は増えますが、これ
は事実がそうなのですから当然です。
公認会計士・赤塚和俊