辞任予定者が決めてきた事業について 投稿者:
kazura 投稿日:2005/08/01(Mon) 22:12:00
No.5087
このような質問をしていいものなのか悩んだのですがアドバイスをいただければと、思い書きました。
年度末で辞任するといっている理事長が辞任の旨のメールの際に今までの事業計画になかった事業について計画があるので残った人でやってくださいと言ってきました。その後更に、以前行った事業で一緒に活動した団体からまた協力依頼が来ているのでやってくださいといってきました。これらの話は他の理事・社員の人たちにはまったく事前の話がありませんでした。
団体の活動理念に反していない内容なら理事長の辞任に関係なく受けるべきなのでしょうが、辞任絡みでごたごたがあり、とてもその理事長が言ってきたすべての事業を行うだけの人員等の余力がありません。
このように年度末で辞任をするといっている理事長が決めた新年度のことはどこまで残ったメンバーでやらなくてはならないのでしょうか。そもそもそういう事業計画は
「あり」なのでしょうか?
相手のある事業なので話の進み具合によっては、白紙に戻せないこともあるとは思いますが…。
Re: 辞任予定者が決めてきた事業について 投稿者:
シーズ・轟木 洋子 投稿日:2005/08/10(Wed) 13:40:00
No.5088
kazuraさん、
困りましたね。
まず、一つ目ですが、「事業計画になかった事業について計画があるので、残った人
でやってください」ということを前理事長が言ってきた、ということですね。この
「計画がある」という意味がよく分かりません。
ただ、もし、外部の人と、何か契約とか約束をしていない、ということであり、かつ
前理事長が勝手に立てた計画だ、というのであれば、現在の理事の方々が不要である
とか、あるいは実行が困難、と判断すれば、やる必要はありません。
二つ目は、「以前いっしょに活動した団体から協力依頼が来ている」という内容で
すが、これも協力依頼であって、特に前理事長と契約や約束をしていた、というもの
ではないようですから、余力がないと現在の理事の方々が判断すれば、やらなければ
ならない、というような類のものではないように思います。
NPO法人の場合、「事業計画」と「予算」は、設立認証や、定款の事業部分の変更
の認証を受ける時以外は、所轄庁にも提出する必要はないものです。NPO法は、活
動していくうちに事情が変われば、できるだけ柔軟に対応できるように、毎年度の計
画書と予算の所轄庁への提出さえも不要としています。
ただし、kazuraさんの質問によれば、「辞任した理事長が決めた」計画とのことで
すが、もしこれが、総会の場で決議された計画であれば、その変更手続きは、定款に
沿って行うことになりますので、その場合には定款をご確認ください。
シーズ・轟木 洋子
Re: 辞任予定者が決めてきた事業について 投稿者:
kazura 投稿日:2005/08/12(Fri) 00:32:00
No.5089
ありがとうございます。
総会も理事会も開かれず、前理事の一方的な話だったので、みんなでどうするかということで悩んでいました。残ったメンバーで落ち着いて議論したいと思います。
参考までにもし情報があれば教えていただきたいのですが、NPOの(設立の)あるメンバーが「会員」としての活動はやめる(脱退する)が仕事はとってくるのでその仕事はNPOの団体に残るメンバーでしてください、というようなNPO会員から外部の人間として仲介的な立場に替わってその後も活動に関わるようなことはNPOの世界では良くあることなのでしょうか?
ちなみに定款にはそんなことはまったく書いてありません。
Re: 辞任予定者が決めてきた事業について 投稿者:
シーズ・轟木 洋子 投稿日:2005/08/12(Fri) 18:04:00
No.5090
Kazuraさん、
NPOの会員ではないけれど、協力者として関わる、というのはしばしばある例です。
もちろん、定款に書いてなくてもかまいません。
ただ、その協力者が持ちかけてきた話を実行するか否かは、あくまでもNPO法人の
理事など、法人側で決めることです。
シーズ・轟木 洋子