NPOWEB

いつも参考にさせていただいてます。

新古車を購入しました。
本体価格　　１０５００００円
値引き　　　　　３００００円
税金　　　　　　７００００円
販売所費用　　　４００００円
リサイクル料金　１００００円

見積額１１４万円の車を１００万円にしていただきました。
この場合の会計処理は、どのようにしたらよいでしょうか？

また、支払時期が納車時期より２ヵ月ほど後になります。
車の登録が当法人になったのは支払時期より少し後になります。
今年度の減価償却は納車時期から計算してよいのでしょうか？
初歩的な質問で恐縮ですが、ご教示宜しくお願いいたします。

けんさん

> 新古車を購入しました。
> 本体価格　　１０５００００円
> 値引き　　　　　３００００円
> 税金　　　　　　７００００円
> 販売所費用　　　４００００円
> リサイクル料金　１００００円
> 見積額１１４万円の車を１００万円にしていただきました。

この中で販売店の裁量で勝手に値引きできないものは、税金
とリサイクル料金です。ですから本体価格は１００万円から税
金とリサイクル料金を引いた９２万円ということになります。

> この場合の会計処理は、どのようにしたらよいでしょうか？

厳密に言えば車両９２万円、租税公課７万円、前払金１万円
（リサイクル料金は廃車時の費用の前払いです）ということに
なりますが、重要性の原則（重要性の乏しいものについては、
本来の厳密な会計処理によらないで他の簡便な方法による
こともできるという原則）を適用して車両１００万円としても間
違いではないと思います。

> また、支払時期が納車時期より２ヵ月ほど後になります。
> 車の登録が当法人になったのは支払時期より少し後になります。
> 今年度の減価償却は納車時期から計算してよいのでしょうか？

一般に固定資産の取得は引渡し時で判断します。支払い時
や車両登録時ではありません。厳密には引渡し時点で債務と
して認識し、未払金を計上することになります。しかし、これも
簡便法で支払い時計上でも構いません（実際の支払い前に
決算がはさまる場合は未払金を計上した方がいいと思いま
す）。減価償却は納車時期から計算して構いません。

　　　　　　　　　公認会計士・赤塚和俊

赤塚先生

ありがとうございました。