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高齢者の小規模グループハウスを運営するＮＰＯです。
助成金でテーブルなどの備品を購入します。収益事業でも、固定資産を購入すれば、
助成金は課税されないことは了解していますが、購入する備品が１０万円未満のため
経費処理した場合はどうなのでしょうか。課税されないと了解していいのでしょうか。

横田忠夫さん

> 助成金は課税されないことは了解していますが、購入する備品が１０万円未満のため
> 経費処理した場合はどうなのでしょうか。課税されないと了解していいのでしょうか。

その通りです。原則として助成金には課税されません。
ただ経費処理した事業が、法人税法上の収益事業に該当する場合、収益事業の
経費を補填するための助成金は課税対象に含めることになっています。つまり
助成金と経費が同額計上されることになるので、何も処理しないときと同じになります。

岩永様
お返事ありがとうございます。
１０万円未満の備品は、経費経費処理すれば、助成金は課税されるとのことですが、
では、固定資産で処理すれば、助成金は課税されないと考えていいのでしょうか。
又、固定資産で処理する場合、２０万円未満に適用される「小額固定資産」（３年償却）
で処理しても、同じでしょうか。

横田忠夫

> １０万円未満の備品は、経費経費処理すれば、助成金は課税されるとのことですが、
> では、固定資産で処理すれば、助成金は課税されないと考えていいのでしょうか。
> 又、固定資産で処理する場合、２０万円未満に適用される「小額固定資産」
（３年償却）横田忠夫> で処理しても、同じでしょうか。

少し厳密さを欠いた回答でした。
通達の文章は下記のようになっています。

(1)固定資産の取得又は改良に充てるために交付を受ける補助金等の額は、たとえ
当該固定資産が収益事業の用に供されるものである場合であっても、収益事業に係る
益金の額に算入しない。

(2)収益事業に係る収入又は経費を補てんするために交付を受ける補助金等の額は、
収益事業に係る益金の額に算入する。

つまり補助金の交付目的が最初から備品購入にあれば、それの金額にかかわらず
非課税です。１０万円とか２０万円とかの金額は一旦固定資産と扱ってから
一時に損金とするか、３年とするか、耐用年数通りとするかがわかれるに過ぎない
からです。
一方、維持管理のための諸経費の補填ならば課税だというわけです。

テーブルは固定資産に違いないのですが、他にもいろいろ使って良いという補助金ならば
課税になります。