NPOWEB

あるNPO法人の事務局で働いています。
ここ1，2年は理事長の方針で助成金を取るのが本業のようになっており、
目的から外れてきたなと感じておりました。
助成金はとったものの、実際には人的・時間的不足で活動ができないほうが多く、
なんとか報告書と領収書を用意して完了したかのように報告する場合が多いです。
他のNPOもそうなのでしょうか？
本来、必要な助成のみをうけて助成目的に沿って活動するのが正しいとおもうのですが・・・
さらに理事長は助成金をごまかして、お金をうかせるようにまで指示してきましたので、反論したのですが、聞き入れてもらえません。
理事会でも話し合ってもらいましたが、理事は理事長の友人や親戚でかためており、理事長の説明をうけ助成金をごまかすことを了承しています。
田舎のNPOなので、国や財団の助成金は地方への公共事業のたれ流しと同様に考えているみたいです。
発覚しなければ良いという考えが非常に危険かともおもいます。

こんなNPOは解散したほうがよいとおもっていますが、どのようにしたらよいでしょうか？
アドバイスをお願いいたします。

数年前にＮＰＯ法人を解散し、「ＮＰＯ法人解散」っという本を書いて自費出版（というよりは手づくり出版）したことがあるものです。
ご質問のケースについては細かい事情がわからないのでなんともいえませんが、少なくとも私は、その後数年経って、「あのとき解散したのは正しかった」と実感しております。
いろいろ選択肢はあるかと思いますが（例えばそんなＮＰＯはさっさと捨てるとか）、数年経って、あのときこうしておくべきだった、みたいに後悔しないように頑張ってください！
なお、今日はここに書き込むのははじめてです。的外れな答えだったらすみません！

ogi さん

　ご意見ありがとうございました。

　「ＮＰＯ法人解散」っという本を自費出版なさったそうですが、今後解散するＮＰＯ法人がたくさん出てくるように思え、どのようなことが書かれているのか関心があります。

　つきましては、出版社（ｔｅｌ）、定価などお教えいただけませんでしょうか。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　弁護士　浅野晋