HT> NPO会計と公益法人会計の違いはありますか?
http://www.meizei.or.jp/chukei_news/hitohada/hitohada_060105.htmlにわかりやすくまとめてありました。
簡単に言うと、NPO法人の会計では、収支計算書、貸借対照表及び財産目録を作成することは義務付けられていますが、この場合の特に収支計算書とは何か(別の言い方をすると、収入とは何か、支出とは何か)?ということについては決められていません。つまり、NPO法人には会計基準がありません。従って、収入、支出を現金収入、現金支出として収支計算書を作成しているNPO法人も多いですし、収入を収益、支出を費用と読み替えて、営利企業の損益計算書と同じように考えて収支計算書を作成しているところもあります。また、その中間のやり方をしているところもあります。
財団法人や社団法人などには「公益法人会計基準」があり、新しい公益法人会計基準により、正味財産増減計算書、貸借対照表、財産目録(大規模法人はキャッシュフロー計算書)が公開する計算書類ということになっています。正味財産増減計算書は企業会計の損益計算書とほぼ同じものであり、細かいことが定められています。