会計シロウトさんは書きました:
1.実際に支払った1~3月分の所得税はどのように決算書に反映させれば良いのでしょうか?また、現在も今年1~3月分の所得税を預かっていますが、予算書にはどのように反映させれば良いのでしょうか?
繰越金に入れたのはまずかったですね。正しくは貸借対照表の負債の部に預り金として計上すべきでした。
収支計算書の方ですが、大きく2つ考え方があります。
損益計算書的に考えると、この源泉税関係は、単なる預り金の収入と支出なので、どこにも書きません。
現預金を資金とする考え方ですと、預かったとき、預り金収入として収入の部に記載し(支出の給料は手取りではなく総額で記載)、税務署に支払ったとき預り金支出として計上します。予算書も同じ考えです。
2.雇用保険に10月から加入し前払いをしておりました。その後、本人負担分を給与から徴収しておりますが、決算書ではどのように反映させれば良いのでしょうか?
厳密なやり方もあるのですが、簡便法としては支払った時に全額を法定福利費として計上し、毎月預かる額をその法定福利費のマイナスとして記入すれば、法定福利費は事業主負担分だけになります。3月決算ならば、これで正確な計算と近似値になります。
3.行政からの委託事業を行っており、18年度の残金は5月に返納予定です。予算書にはどのように記載すれば良いでしょうか?
委託収入を同額減少させて、その部分を未払金として計上して貸借対照表に記載します。収入を減少させずに、支出の部に「委託料返還支出」として明示する方法もあります。
初歩的な質問を多くしてしまって申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。