岸さん
こんにちは
作成にあたり、任意団体時の資産をどう処理すべきかNPO会計講座の講師でいらした税理士の方に相談したところ、「任意団体からの繰入金」と記載すればよいと教えていただきました。
しかし、監事から「NPOへと組織が変わるのであれば、寄附金として処理するのが適当ではないか」と指摘されました。
どのように記載するのが最適でしょうか?
私個人で調べた場合にも「寄附金」という形が多いようでした。
●通常は寄付金収入として計上すると思います
私もそのように指導しています
また、私どもの団体は物品販売をおこなっており、NPOとなった現在もその他の事業として行っております。
任意団体時にできた売上や仕入れた商品は、任意団体からの繰入金と在庫商品の原価を足した繰入商品額として記載しています。
この場合、継続性が問われ法人税の対象になるのでしょうか。
会計講座でお会いした税理士の方には、この繰入金という方法を薦められ、課税対象にはならないだろうとのことでしたが・・・
●この部分がちょっとよくわからなかったのですが、継続性があるかどうかは任意団体から引き続きやっているから継続性があるということではありません
本来継続性がある物品販売業であれば、任意団体でも課税対象であったはずです
もし、課税対象となりうる場合、その他事業での任意団体時からの資産は、どのように引き継げばよろしいのでしょうか?
寄附金というのもおかしいと思ったので悩んでおります。
ご回答よろしくお願い致します。
●課税対象になるかどうかは関係ないですが、任意団体からの資産、負債は引継ぎ時の時価で換算し、その差額を寄付金収入として計上します
在庫部分は原価で構わないと思います