English Page
設立時における、収支予算書 投稿者:ooyama 投稿日:2008/06/27(Fri) 22:36:59 No.7883
初歩的で申し訳ありません。
設立時は収支予算書の提出が必要ですが、正会員が何人集まるか、また、利益が発生するか否かは不透明です。赤字計上されてなければよいとなっておりますが、初年度から黒字になる可能性は極めて低いので、これは見込みでの算出でよいのでしょうか?

実際の運営にあたり、赤字になった場合はどうなるのでしょうか?
Re: 設立時における、収支予算書 投稿者:荒井正志 投稿日:2008/07/03(Thu) 09:23:13 No.7903
ooyama さん

はじめまして、行政書士の荒井と申します
東京都認証の経験でお話しすると「皮算用」です。

設立当初は最低でも会員10名がいなければならないので、その10名で得られる会費・年会費を計算して、事業費や管理費に振り分けて行くのが良いのかな、と思います。

最初に皮算用と書きましたが、2ヶ月の縦覧期間があるので、法人としての信用を高めるために、しっかりとした事業計画や予算書を組んだほうがいいと思います。(個人的には、事業をしっかりやってね、という意味もこめて2年分の事業計画書・収支予算書を出すものだと考えています。)

以前は予算準拠の規定がありましたが、平成15年の改正でなくなりましたので、当初の見込みと変わってきたとしても特に問題になることはないと思います。(法人内部で問題になるかもしれませんが・・・)

赤字になった場合は、毎年の事業報告においてそのまま赤字であることを報告するしかありません。理事個人が肩代わりするなど、何らかの金策に走る必要が出てくると思います。

また「その他の事業」で赤字が2年間続いた場合は、指導監督対象になる可能性があります。


最後に回答になっていないかもしれませんが、現時点で収益や会員数が読めないなどの不安材料があるのだとしたら、法人化を急ぐよりは、足場を固めたほうがいいと考えます。

ご不安があるのは理解できますが、そういった不安材料を少しでも減らして行くのが法人を設立する者の責任かと思います。

法人を設立すれば、もっと大変なことが起こるかもしれません。今回の問題意識を契機に、何が問題になりそうなのかを洗い出し、準備を重ねてみてはいかがでしょうか。
Re: 設立時における、収支予算書 投稿者:ooyama 投稿日:2008/07/16(Wed) 23:23:13 No.7941
親切、丁寧に教えていただいてありがとうございます。

アドバイス頂いたことに基づいて、再度計画を考えてみます。

ありがとうございました。

- WebForum -