NPOWEB

ここの質問集をよく拝見させていただいております。

期の途中ですが、下記の事項が発生しました。

・設立当初の役員が1名辞任
・新たに役員2名追加
・理事長交代

こういうケースで、法務局における登記変更の際、個人の印鑑証明や住民票など、必要な公的書類につきご指導下さい。なお、臨時総会の議事録の署名人は2名います。

通常総会ですが似たような状況におかれたばかりのNPO事務局長です。このような事態についての対応はネットを検索しても該当するものがみつからず，ずいぶん時間をかけてしまいました。

理事長の交代はおそらく代表印を引き継ぐことになると思いますので，廃印届けと改印届けが必要です。
これには新理事長の個人の登録印と印鑑証明が必要です。
住民票は登記には必要ありません。
この届けと登記変更届けは同時に出すことが可能です。

（自治体には通常の理事の変更届けや，事業報告では理事としか届けませんが，理事の字の下に（新理事長），（旧理事長）と記載するように指示されました。）

法務局も自治体も新理事長の名前で書類を提出することになります。

正式の議事録に新役員２名の名前と任期の明記，総会で選任された。・・・が理事就任を承諾した。という記載があり，議事録の日付での理事長の署名と登記された印があれば新任の理事の承諾書や住民票などは不要なはずです。（自治体に登録変更するときには必要です）

退任についても同様なことと思いますがこれは経験していないのでわかりません。

このほかは定型的な理事の登記変更の書類でよいと思います。
ただし状況が異なると必要な書類が違う可能性もありますので，少しでも疑問があれば，法務局の問い合わされるのがよいと思います。

以上経験した範囲で書きましたので，もし不正確な点がありましたらご容赦ください。また間違いがあればどなたか訂正御願い致します。