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勘定科目について 投稿者:マサキ 投稿日:2009/04/17(Fri) 12:14:04 No.8460
事務局事務所とは別に事業用で部屋を借りることになりました。
敷金として賃料の3か月分を入金したのですが、賃貸借契約書には1年未満で解約した場合には敷金の100%、1~2年以内で解約した場合には敷金の75%を違約金として敷金の全額又は一部を貸主が取得し、借主はその返還要求を放棄するものと記載されています。
このような場合この敷金は勘定科目としてどのように処理すればいいのでしょうか。
確実に返ってくるものなら差入保証金で処理するのですが、今回の場合は資金的にいつまでそこを借りることができるか不透明な部分があるので、よくわからなくて困っています。
どうかよろしくお願いいたします。
Re: 勘定科目について 投稿者:公認会計士 岩永清滋 投稿日:2009/04/17(Fri) 18:08:57 No.8463
マサキさん

敷金として賃料の3か月分を入金したのですが、賃貸借契約書には1年未満で解約した場合には敷金の100%、1~2年以内で解約した場合には敷金の75%を違約金として敷金の全額又は一部を貸主が取得し、借主はその返還要求を放棄するものと記載されています。
このような場合この敷金は勘定科目としてどのように処理すればいいのでしょうか。


3年以上借りた場合は全額返金されるのでしょうか。その場合は全額を差入保証金として資産に計上します。
また仮に3年以上借りた場合は50%を返金する、つまり残りの50%は家主さんのものになるという場合は、半分を差入保証金として計上し、残り半分は長期前払費用などの科目を使って、通常5年で償却します。
とにかく、いろいろ条件がついている場合は、もっともはっきりとしている金額に注目して会計処理します。
仮に2年目に退去して75%を違約金としてとられたら、その時点で経費処理します。
Re: 勘定科目について 投稿者:マサキ 投稿日:2009/04/20(Mon) 09:52:10 No.8471
岩永様

回答いただきまして誠にありがとうございます。

契約書には3年以上借りた場合は全額返金となっていますので、ご指導のとおり差入保証金として処理しようと思います。

ちなみに「仮に2年目に退去して75%を違約金としてとられたら、その時点で経費処理します。」とのことですが、そのような場合での経費処理の方法として、本物件は事務局事務所ではなく、事業の開催場所として借りるので事業費支出という処理の仕方でいいのでしょうか。それとも違約金支払いに該当する勘定科目が別にあるのでしょうか。
できるだけ本物件を3年以上借りたいのですが、予算上難しくなる場合も想定してお聞きします。どうかよろしくお願いいたします。
Re: 勘定科目について 投稿者:公認会計士 岩永清滋 投稿日:2009/04/25(Sat) 09:21:43 No.8483

ちなみに「仮に2年目に退去して75%を違約金としてとられたら、その時点で経費処理します。」とのことですが、そのような場合での経費処理の方法として、本物件は事務局事務所ではなく、事業の開催場所として借りるので事業費支出という処理の仕方でいいのでしょうか。それとも違約金支払いに該当する勘定科目が別にあるのでしょうか。
quote]

違約金支払いに該当する科目というのは特別にはありません。事業費の中に賃借料という科目を作って処理したらどうでしょうか。
Re: 勘定科目について 投稿者:マサキ 投稿日:2009/04/27(Mon) 10:16:27 No.8488
岩永様

賃貸借契約で今後もし、違約金の支払いを行わなければならなくなりましたら、ご指導のとおり、事業費の賃借料で処理しようと思います。

このたびはつたない質問にご回答いただきまして、誠にありがとうございました。本当に助かりました。

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