English Page
会員の定足数について 投稿者:しんぱい 投稿日:2009/05/30(Sat) 10:55:57 No.8611
私のメンバーの会では、個人会員と団体会員となっていてどちらも正会員です。いわゆる社員です。
先日、弁護士の卵に質問されて回答できずに困ってしまったことが発生しましたので、回答をいただきたいと存じます。
個人会員と団体会員のトップが同一人だと2票いれることができるというのですが。形的にはそう数えるのがいいのでしょうか。それともどちらかを委任するというほうがいいのでしょうか。私も答えるのが出来ず困ってしまいました。教えてください。
Re: 会員の定足数について 投稿者:弁護士 浅野晋 投稿日:2009/05/30(Sat) 11:38:45 No.8613
しんぱい さん

 団体会員の代表者が同時に個人会員でもある場合、議決権は、団体会員1、個人会員1ですので、合計すれば2となりますが、これは同一人が2つの議決権を持つということではありません。

 団体の代表者は、団体の議決権を行使しますが、それはあくまで団体の議決権の行使であって、代表者個人の議決権を行使するわけではありません。

 従って、ある議案について、当該団体の代表者としては賛成の議決をするけれども、同時に個人としては反対の議決をするということも可能です。

 従って、このような場合に議決数を数えるときは、団体としての議決と個人としての議決を別々に数えます。

 見かけは2票あるように見えますが、あくまでも団体会員の議決が1、個人会員の議決が1ということになります。

                弁護士 浅野晋

- WebForum -