結さん
こんにちは
年度末に土地・建物を寄付してもらいました。
仕分けは[土地/寄付金収入][建物/寄付金収入]
金額はそれぞれの評価額を記帳するように、
と言われ、そのように処理しました。
決算の際もそのままにしたのですが、実際の支出が3万円前後なのに対して、収入が4200万円前後になってしまい、当期収支差額がとても大きな金額になってしまいます。
実際の現金の有高(手元現金・銀行口座合わせて)は、1万3千円前後です。
総会前の理事会で収支報告書を見せた際、理事から
「これでは現状がつかめない」
「実際には存在しないのに(土地・建物としての存在なのに)、こんなに収益が出ているのはおかしい」
という意見が出されました。
寄付金収入として平成20年度の収入に含めると21年度の予算のなかの「前期繰越収支差額」が4200万円となってしまいます。
どうしたらよいのでしょうか??
●「収支差額」をどう考えるのかなのですが、「現金収支」と考えれば確かにおかしいのですが、「正味財産の増加」と考えればおかしくはありません
NPOの会計は基準がありませんので、収支差額をどうとらえるのか(専門用語で言うと資金の範囲をどう考えるのか)は自由です
「当期収支差額は企業で言う利益のこと=正味財産の増加のことです」と説明すればいいのではないでしょうか
もし現金収支にしようとすると、会計処理が相当複雑になります