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NPOの解散と実施中の事業について 投稿者:はなこ 投稿日:2009/10/02(Fri) 16:21:51 No.8871
今年度末(~3月末)でNPOを解散する事になりました。
ただ、現在継続中の事業(スポーツ教室)は年度末まで実施したいと考えています。
その場合、事前に総会で来年3月にて解散という決議をすればいいのでしょうか。それとも、総会時点で解散を決め、あとは清算法人?として3月までは事業を実施するという事になるのでしょうか?
財政的に苦しいので、事業終了と同時に清算結了という風にしたいのですが、そのような事は可能でしょうか?

Re: NPOの解散と実施中の事業について 投稿者:弁護士 浅野晋 投稿日:2009/10/11(Sun) 17:11:55 No.8891
はなこ さん

①事前に総会で来年3月にて解散という決議をして、このまま3月まで事業を実施する、②総会時点で解散を決め、あとは清算法人?として3月までは事業を実施する、という2つの方法のどちらでも可能です。

 また、解散時点で清算すべき資産、負債がなく残余財産もないように思えても、清算人はNPO法第31条の10に基づく債権の申し出の催告を官報で公告しなければなりませんから、解散即清算結了というわけには参りません。

                     弁護士 浅野晋
 
 
Re: NPOの解散と実施中の事業について 投稿者:はなこ 投稿日:2009/10/16(Fri) 14:17:19 No.8907
浅野先生、ご教授有難うございます。
解散決議後も事業を年度末まで実施できる事がわかり、安心しました。

もう少し流れと処理についてお教えいただきたいのですが、

①仮に、11月の総会で3月に解散すると決議した場合、解散と精算人の登記は11月の時点で行うのでしょうか?それとも3月に行うのでしょうか?

②公告を行い、全ての債務を清算した後、固定資産だけが資産として残った場合(具体的には減価償却の終わった残存価格のみのソフトウェア)、これも残余財産として帰属先に譲渡するのでしょうか?

すみませんが、よろしくお願いいたします。

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