NPOWEB

情報化社会の発展を図る活動を主事業としているNPO法人です。
自治体とのタイアップで、一般の方を対象に有料パソコン講習会を開催しており、これに付随して受講者へテキスト販売もしています。（受講者外への販売は無し）

このテキストは
　（１）市販本を割引価格で一括購入し、定価で販売
　（２）自作テキストは、作成実費相当額で販売
しており、差益は年間数万円程度ですが、この販売行為はその他事業の収益事業となるのでしょうか。ご教示賜りたく。

「その他の事業」と（税法上の）「収益事業」とは、考えを分けた方が良いように思います。

テキスト販売が「その他の事業」に該当するかどうかは、「特定非営利活動に係る事業」（本来事業）としてどのような事業を行うこととしているかにも関わってくると思います。従いまして、「どのような活動を幾らで行っているか」だけでは判断できないと思います。しかもこのテキスト販売は、パソコン講習会の受講者を対象としているため、それを「販売」と考えるべきか「実費での資料配布」と考えるかで判断も変わってくると思います。
ワタクシ個人の印象では、質問者さんが書かれた通りの内容であれば、テキスト販売を事業と捉えるのではなく、情報化社会の発展のための普及啓発事業や教育事業などの本来事業の一環と考えるのが自然と思います。

税法上の「収益事業」となるかどうかについては、すみませんがそちらの方面には詳しくないので分かりません・・・