NPOWEB

あるNPO法人のグループホームで週1回で来てくれている有償ボランティアさんがいます。
その方が、諸事情により週１回ではなく月１回の勤務の希望になりました。
ボランティアさんに対して「雇用契約書」を渡し、契約期間（２３年３月まで）も記載しているのですが、その契約書に勤務日数などの縛りはありません。
ですが、代表理事兼ホーム長が、その方を月１日の勤務になった事を理由に辞めていただくと言っています。

そもそも雇用契約書が交わされることがボランティアさんに対して適切なのか疑問ですが、、。

そこで教えて頂きたいのですが、ボランティアさんは労働者としてでは法的に扱われないような気がします。しかし、雇用契約書を交わている以上、正当な理由がないのに辞めさせることが出来るのでしょうか。

①賃金が「高い」との理由をホーム長があげましたが、もともとそのボランティアの賃金は、予算より安い賃金で払っている。
賃金で問題なのは、ホーム長の基本給が予算よりも７万近く高い設定になっている。
②ホーム利用者さんから絶大な支持があり、きちんと仕事もしていて規約違反などもない。
③ボランティアさんを辞めさせることにより、ホーム利用者さんの不安を煽る結果が見えているのに、そこは無視。

他の理事やスタッフが辞めさせないでくれとお願いしても、
ホーム長が決めること、理事やスタッフはホーム長の決定に従えとの返答で、その一点張り。

どうにか辞めさせるのを阻止したいのですが、
理事やスタッフからの意見では全く聞いてもらえないので
何か方法がないでしょうか？

分かりにくい内容でしたら申し訳ありませんが
どうぞ、アドバイスをお願いします。

はじめまして。
独裁色の強い理事長と言うのは大変ですよね。
任意団体ならまだしも、NPO法人であるならば、雇用に関しては、
雇用契約も交わしているそうですし、理事会に諮るというのが、
自然な流れではないでしょうか？

どうも、大変そうですね。

アドバイスになるかどうかわかりませんが、ひとまず辞めてほしくない、代表理事の暴走を止めるためにも、代表理事や理事会に辞めさせた場合のリスクを伝えてはいかがでしょうか？

詳細な事情がわからないので労働者かボランティアか、細かい判別が難しいですが、仮に労働者だった場合、辞めさせられた後にその方が労働基準監督署に行けば、どちらが勝ち負けにかかわらず、揉めの原因にもなりますし、法人の信用を失うかもしれません。

またボランティアだった場合、そのようなことがあったら、口コミでボランティアさん同士の間で辞めさせられた事実が広がり、ボランティアが来なくなってしまうかもしれません。そうなると、ＮＰＯ法人としては致命的ですよね？

一応法人のリスクマネジメントとして、進言されてはいかがでしょうか？