記事No |
: 10167 |
件名 |
: Re: 入会拒否の判例ございませんか。 |
投稿日 |
: 2011/10/15(Sat) 14:02:21 |
投稿者 |
: 弁護士 浅野晋 |
参照先 |
: |
匿名希望 さん
発想を変えて考えてみましょう。
多様な団体の中には、匿名希望さんのいう「不当に偏向した組織、仲良しグループ、宗教的団体」等々があると思います。
しかし、そんな団体は、社会の中での“新陳代謝”に任せておけばいい(つまり放っておけばいい)のです。
そんなことより、何か実現したい目的を目指す団体を自分でつくってしっかり活動したり、あるいはそこまでのエネルギーを傾けることができない場合は、賛同できる目的を持ち、ちゃんとした活動をしている団体を見つけて、それに「参加」することが大切です。
「参加」するといっても、活動主体となって動き回るだけが「参加」ではありません。会費だけ払う会員でも、会の活動費の一部を担っているのですから、立派な「参加」です。
私は、こういった意味で、様々な団体や活動に「参加」しています。
団体を運営してみると分かりますが、特に活動に参加してくれなくても、毎年きちんと会費を支払ってくれる会員の存在は、大変にありがたいのです。
匿名希望さんも、いろいろな形で、いろいろな活動に“参加”なさることを考えてみてください。
弁護士 浅野晋