当法人は知的障害者と精神障害者の2つの作業所の管理運営をし、
地域活動支援センターIII型事業で、市から委託料をもらっています。利用者の通所は路線バス利用して通所していたのが、市の事業仕分けで、路線バス廃止となります。今まで、市が路線バス会社に金を出して運行していたがのを事業仕分けで廃止となると、利用者は足がなくなり通所できなくなるので、2つの作業所の母体ともいえる2つの家族会が寄付を募って送迎用車購入となりました。
そこで、家族会からの現物寄付がいいのか、法人に寄付金をいただいて法人が車を買うようにしたのがよいか、ということです。
現物寄付なら法人は0円で車がもらえるが車両ということになれば、相当価格の財産として査定価格の計上を財産目録に記載することとなれば、減価償却の必要となるのか?0円で貰ったのだから、備品としなくて、財産目録にも記載せず、減価償却も必要でなくなるのかが、分かりません。ご教授下さい。
●どちらの方法でも会計処理は同じです
現物寄付の場合には、金額に重要性がない場合にはあえて計上しないということも考えられますが、この場合には車ですので、その選択肢はないと思います
もし現物寄付でもらって計上しなければ、せっかく家族会からもらった車が決算書上どこにも表示されないということになってしまいますから
<参考>NPO法人会計基準Q&A
http://npokaikei.info/modules/xpwiki/?%EF%BC%B1%EF%BC%86%EF%BC%A124-1